母乳外来って何するの?料金・内容・行くタイミングを体験談で解説

育児

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母乳外来って何をするところ?どんなときに利用するか知っているでしょうか。
私は母乳外来に通院するまで「母乳の相談ができるところ」と漠然とした認識しかなかったです。

出産後、退院する際に助産師さんから
「いつでも困ったことがあったら、母乳外来に来てね~」
と言われました。
その時は赤ちゃんと一緒に退院できる喜びでいっぱいで、その発言を気にしていませんでした。

しかし、育児が本格的に始まってすぐ、とても悩んだことは母乳でした。
私は悩みを解消するために母乳外来へ通院することにしました。

母乳外来で何度か診察していただくことで、
母乳外来は「おっぱいと授乳の総合サポート外来」であることを知りました。
私は母乳外来で以下のことを行っていただきました。

  • 母乳量の悩み相談、母乳マッサージ
  • 授乳姿勢・方法、乳首の咥え方チェック
  • 母乳量の測定、ミルク量の調整
  • 乳腺炎ケア

この記事では母乳外来で私が体験したこと、感じたことを伝えます。
母乳外来に行くか悩んでいる方、おっぱいのことで悩んでいる方、そもそも母乳外来って何?と
思っている方の参考になればと思います。

母乳外来体験談①:母乳量の悩み相談、母乳マッサージ

私は母乳量がなかなか増えず、とても悩んでいました。
出産した病院が母乳推奨だったこともあり、母乳量を増やしたいと
ずっと思っていたのですが赤ちゃんに必要な量が出ず…
ご飯を毎食200gたべ、水分を1日2.5リットル目標にして、
母乳マッサージ・さく乳器で刺激を与えたり、色々試して続けていました。
それでもなかなか母乳は増えなかったため、母乳外来で母乳量の悩み相談をしていました。

母乳ではなく、ミルクでも今の時代問題ないことを頭ではわかっているものの、
やっぱり母乳をあげたい!と思っていた私はメンタル面も不安定になりかけていました。
新生児期は3時間に1回の授乳。
疲れてすぐ寝てしまう我が子を必死に起こして授乳して…きっと母乳はほとんど飲めていない。
それでも母乳分泌のために左右10分ずつ吸ってもらう。
起こしながらの授乳で授乳時間は40分以上。最後にミルクを足して寝かしつけ。
やっと寝てくれたと思ってもすぐに授乳タイミング。

母乳は諦めて、完ミにした方が楽になるのは一目瞭然。
母乳にこだわり続けた結果、寝る時間を確保できず自分の体力がすり減っていく。
当時を振り返ると赤ちゃんと過ごせることが幸せな一方で、
母乳が増えない自分を責め続けてしまい、疲れきってしまっていたと思います。
母乳外来ではそのときの状況・気持ちをすべて打ち明け、授乳方針だけではなく、
気持ちの切り替え方なども教えていただき、メンタル面でもサポートしてもらえました。

そして、母乳マッサージ。
自分でもできるようやり方は教えてもらったものの、
痛みも伴うのでなかなか自分では全力でできない。
助産師さんは容赦なし!しっかりマッサージしてくれる!
普段は自分自身で行っていましたが、母乳外来の度に助産師さんのフルパワーを借りることで
少しずつですが母乳量が増えていったように思います。

この当時の気持ちや授乳生活については生後4ヶ月で完母に成功|混合育児から完母に移行した授乳生活の実体験にも記載しています。

母乳外来体験談②:授乳姿勢・方法、乳首の咥え方チェック

授乳中、赤ちゃんが上手に吸えないことに悩んでいました。
私の子は早産、低体重だったため、
「3000gを超えることをまずは目指そう。
 体重が増えれば増えるほど、赤ちゃんに吸う力がついて授乳がしやすくなるよ!」
と言われていました。

ですが母乳量を増やすためには出産後すぐからおっぱいを育てる必要があります。
赤ちゃんが3000gを超えるのを待ってる余裕はありませんでした。
吸うのが下手っぴなら、少しでも上手に吸えるようにサポートするしかない!
そこで授乳姿勢をチェックさせてほしいと助産師さんに言われ、見ていただきました。

退院までの5日間も助産師さんに見てもらっていたのですが、
赤ちゃんも成長するのでその時その時でベストな授乳姿勢が少しですが異なります。
当時の私の授乳姿勢は、赤ちゃんの体の向きが完全に横になっておらず、
赤ちゃんがおっぱいに吸い付きにくいということでした。
また、私は乳首と赤ちゃんの口が同じ位置になるよう寝かせてしまっていたのですが、
赤ちゃんが少し顔を上げて乳首を咥えられるように
赤ちゃんの鼻の位置が私の乳首の位置になるやり方を教えていただきました。

私は普段使用している授乳クッションも持参して、赤ちゃんの体の位置なども含め、
今後赤ちゃんが大きくなっても自分の体と赤ちゃんがフィットする位置の見分け方を教わり、
とても参考になりました。

また授乳中はおっぱいの固いところをつまみながら、押し続けながら赤ちゃんに吸ってもらう
そこが柔らかくなってきたら、他の固くなっているところを押し続けて吸ってもらう。
といったテクニックも教えていただきました。

授乳クッションがない外での授乳方法なども相談でき、
お宮参りなどの外で授乳するときの不安も少なくなりました。

母乳外来体験談③:母乳量の測定、ミルク量の調整

母乳外来では赤ちゃんの成長度合いを確認したり、
母乳量を測ってもらうことで、ミルクを足す量を見直しも行っていただけます。

ミルクは飲んだ量が一目で分かりますが、母乳はどのくらい飲んでくれているのかわからないため、不安がありました。
赤ちゃんが機嫌よく過ごしていて、体重も増えていれば問題ない!と言われますが、
体重測定も頻繁にできないですし、赤ちゃんがグズっている時は母乳量が足りていないかもと
心配になってしていました。

母乳外来では、おっぱいを飲む前の赤ちゃんの体重と飲んだ後の体重を計測してもらい、
その差分を母乳量として測ります。
私は母乳外来で母乳量(赤ちゃんが飲めている量)を計測してもらって、
「この時期には全量〇〇ml必要なのでミルクは毎回〇〇ml足しましょう」
といった感じで調整していました。
プロに相談したうえで飲む量を調整できるようになったため、
ちゃんと体重増えているかな?と心配になることが少なくなったと思います。

また、赤ちゃんの体重を正確に測ることができることもよいなと思いました。
スケール(赤ちゃん用の体重計)が置いてある授乳室もたまに見かけますが、
赤ちゃんをすっぽんぽんにして測定する機会はなかなかないと思います。

私の場合は体重測定をしているのは母乳外来以外だと健診、予防接種の時ぐらいです!
頻回に母乳外来を利用する必要はないのかもしれませんが、
赤ちゃんの成長に合わせて時々利用してみるのも良い利用方法だと思っています。

母乳外来体験談④:乳腺炎ケア

ある日突然、右のおっぱいがズキズキと痛み出し、痛すぎて眠れなくなってしまいました。
このとき、実は右側のおっぱいの外側、奥の方にしこりができてしまっていたのです。

軽く触った感じでは分からなかったのですが、
母乳外来を受診し、助産師さんに調べてもらって、しこりができていることがわかりました。
しっかり触らないとわからないしこりで、乳腺炎の1歩手前ということで、
助産師さんにそのしこりをつぶしながら手で搾乳していただきました。

正直、めっちゃ痛いです!!!
ですがしこりが無くなることで痛みがどんどんなくなっていきました。
乳腺炎にならないことがベストですが、予防していてもなってしまう場合もあるとのこと。
乳腺炎が卒乳のきっかけになってしまうこともあり、母乳外来に来られる方も多いそうです。

私は乳腺炎になりかけた際に、今後のリスクを減らすためにできることを
助産師さんから伝授していただきました。
それ以降は乳腺炎に今のところなっておらず、
仮になってしまっても悪化しにくいのではないかなと思っています。
教えていただいた方法については別記事で紹介しようと思います。

※ちなみに…発熱や赤く腫れる、ズキズキ痛む場合は産婦人科にはじめから行くとよいです!
 乳腺炎の場合、保険適用で受診できます。
 マッサージで治りそうなぐらいなら、母乳外来でしっかりマッサージしてもらって、
 それでも治らなければ産婦人科へという流れがよいかなと個人的には思っています。

母乳外来に夫をつれていくと意外なメリットが!

ここからはパパさんにも読んでもらえると嬉しいかもしれないです!
母乳外来を受診する際、可能であれば夫と一緒に行くのがよいと感じました。
私は母乳外来を受診する際、夫にも同席してもらっていました。

母乳外来の本質とは少し異なるかもですが、
母乳外来の受診が出産でお世話になった助産師さんに会う機会にもなり、
「育児どう?大丈夫? 寝れてないよね、、? こんな風にしたら効率化できるよ!」
など、たくさん声をかけていただくこともできました。
知っている方たちばかりなので、育児相談もしやすく、
夫も声をかけてもらって嬉しそうにしていました。

そして夫の赤ちゃんの抱き方の改善につながりました。
夫は新生児期の赤ちゃんを抱っこする際にとても体に力が入っていて、
私目線でもその抱き方は体に負担がかかるのではないか?と思うような
強ばった抱き方をしていました。
夫は出産後〜退院まで面会にきて赤ちゃんを抱っこしたりお世話したり…
産前にはパパママ教室に参加したり…と勉強してはいたのですが、
ママよりパパの方が赤ちゃんと接する時間が少なかったことが原因かなと思っています。

パパは入院期間に助産師さんと話す時間がママと比べて少ない分、
助産師さんから直接的な指導を受ける機会が少ないと思います。
やっぱりプロに直接教えてもらえる機会は大切だと私は思っています。

また当時は混合授乳でミルクは夫の担当だったのですが、
ミルクをあげる姿勢にもコツがあるんですよね。
我が子は早産で小さく生まれたこともあり、
新生児期の頃はとくに、おっぱいも哺乳瓶も吸うのが下手っぴさんでした。
(それはそれで可愛かったのですが…)

3500gを超えると吸う力もしっかりしてくるので、
成長してもらうためにも新生児期は踏ん張りどころ!
しっかり飲んでもらうためには授乳姿勢が大事!ということで、
抱っこの仕方やミルクの飲ませ方をパパにも伝授してもらえました。

その日以降、抱っこによる体のダメージも減り、
ミルクも上手に飲んでくれる&飲ませられるようになり、
授乳がとても楽になったと言っていました。
飲むのが下手っぴだった我が子はミルクを50ml飲むのに15分近くかかることも…
ですが赤ちゃんにとっても飲みやすくなったことで、
ミルクも少しずつ上手に飲めるようになり授乳時間の短縮にも繋がりました。

母乳外来と聞くと、おっぱいのイメージがあるせいか
女性の方が利用する場所だと感じる方も多いかなと思います。
もしかしたら病院によって、パパはダメなところもあるかもしれませんが、
パパ同席OKの病院であれば、パパと一緒に行く日があるとよいと思います。

母乳外来に同行したことで、母乳育児の大変さもパパが感じやすくなり、
その日以降よりいたわってくれるようになりましたよ!
ぜひ夫婦で、赤ちゃんと一緒に利用してみてください。

母乳外来を受診したことによる考え方の変化

ここまで母乳外来の体験談、よかったところを中心にお伝えしてきましたが、
母乳外来を受診したことで結果的に傷ついたときもありました。
ただ、今になって振り返るとその経験も私の母乳育児に関する考え方を変えるきっかけとなり、
最終的には完母移行につながりました。

その流れや、実際にやったこと、感じたことについては生後4ヶ月で完母に成功|混合育児から完母に移行した授乳生活の実体験に記載しています。

母乳外来Q&A

母乳外来に興味を持った方が疑問に思いそうなこと、私が受診前に気になったところをQ&A形式でまとめてみました。

Q. いつから行っていい?


A. 生後すぐから卒乳まで
退院して1週間後ぐらいからがおすすめです。
赤ちゃんの成長、おっぱいの状態に合わせて、
不安や迷い、困りごとがでてきたら利用してみてほしいです。
助産師さんいわく、卒乳(断乳)タイミングで来られる方も多いそうで、
母乳量を増やすだけでなく、卒業時には上手に減らすサポートもしてくれます。

Q. 料金はいくら?


A. 病院によりますが、3000〜5000円が多い印象です。
自費になるので、行くハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、
一度でも行く価値ありました!

Q.  1回で効果ある?

A. 効果ありです。不安が整理されるだけでも大きな効果があります。
あらかじめ質問したいことをまとめておくと効果的です。
授乳の様子を見てもらう場合、両乳で20分かかるので
その時間でおっぱいに関する悩み以外も相談できました。

最後に

おっぱいの悩みは1人1人異なると思います。
少しでも悩んだ時は、一度母乳外来を利用してみる価値ありです!
一人一人のおっぱいをゆっくり診てもらえて、アドバイスがもらえます。
またケアもしてもらえるので悩みも解消しやすいです。

お金がかかってしまうことが躊躇する理由の方は
区役所や市役所の保健師さんの無料相談を利用してみるのも良いかと思います。
直接的なケアはしてもらえませんが、方向性のアドバイスなどはもらえます。
そのあとに母乳外来を利用するか決めてもよいと思います。

この体験談が、同じように悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。

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